世界は生命に満ちている。緑は、生命と自然の力を使う色だ。自然から生み出される豊潤なマナと、クリーチャーによる脅威で相手を圧倒的に踏み潰す荒々しさが魅力だ。

 

 緑の特徴には《極楽鳥》《不屈の自然》に代表されるマナ加速と、《暴走するヌー》《超大なベイロス》などの巨大クリーチャーが挙げられる。マナ加速は、1ターンに1枚ずつしか土地を置けないマジックでは、相手に対し早いターンで大量のマナを使った強力な呪文を使える要素になる。また、クリーチャーをサポートする《巨大化》のような呪文も豊富だ。

未来を先取り

マナ加速呪文。2ターン目に使えば、次のターンは4マナを使うことが可能になる。

ファッティクリーチャー

単純にサイズそのものが脅威。ほかの色のクリーチャーで緑のそれを止めるのは難しい。

巨大化系サポート呪文

使いやすいクリーチャー強化呪文。一気にダメージを叩きだそう。

 緑の得意とする部分を生かすことで、勝利への道筋が見えてくる。緑が得意とするのはマナ加速、強力なクリーチャー、クリーチャーを強化する呪文だ。マナ加速は序盤でもっとも効果的に働く呪文で、相手が3マナしか使えないときに、こちらは5マナを使えたとすれば、相手よりも強力な呪文をプレイすることが可能だ。そして、緑は巨大なクリーチャーの宝庫である。軽いクリーチャーも弱くはないが、緑の醍醐味はやはり、パワーとタフネスに優れたクリーチャーだろう。マナ加速から呼び出された優秀なクリーチャーに、相手が対処するのは容易ではない。もし、相手が止めようとクリーチャーを展開してきたなら……そこで《巨大化》のようなクリーチャー強化呪文の出番だ。相手の思惑をさらに上回る力で防御を突き破れる。マナ加速や《巨大化》などは強力な呪文だが、これらは出すべきクリーチャーがいなければ意味がない。バランスよくデッキを組もう。

■ マナ加速から、巨大クリーチャーを場に送り出せ。
《巨大化》系呪文は使い所が肝心。相手の防御を突破しよう。
■ バランスよくデッキを組むことで、すべてのカードを最大限に活用。

 緑のクリーチャーは強い。これは5色全部を見て言えることなので、まともに戦うのは愚策だ。だが、緑はクリーチャーが強い反面、ほかの部分で干渉してくることがほとんどなく、こちらのクリーチャーを除去してきたり、手札を破壊したりということはできない。しかし、クリーチャーを強化することはできるので、そこには注意が必要だ。逆に言えば、この部分だけを注意すれば、読みやすい色とも言える。火力で除去するのは割に合わないことが多いが、《恐怖》《平和な心》などを使うと、効率よく緑のクリーチャーに対処可能だ。相手はクリーチャーを出すのに多くのマナを使っている場合もあるので、出されたクリーチャーを封じれば優位に展開できるだろう。また、マナ加速も《巨大化》呪文も、基本的にはクリーチャーのためにある。クリーチャーを丁寧に除去すれば、相手の手札にはそれらの呪文がたまって生かせない状態になってしまうはずだ。

■ 正面からぶつかり合わない。サイズの差に注意。
■ 緑に直接火力はほとんどない。ライフよりも場の優位を優先しよう。
■ サイズを問わない除去や無効化する呪文で対抗しよう。


 モリモの力デッキの強さは、土地に隠されている。《不屈の自然》のようなマナ加速で追加の《森》を並べ、相手よりも多くのマナを使うことができるようになる。そして、パワーとタフネスにすぐれたクリーチャーを場に送り出し、一気に押し切ってしまおう。ただ、このデッキに入っているクリーチャーは単体どうしの戦いでは止められないものも多いが、複数によるブロックでは止められてしまうかもしれない。そういう場合は、《巨大化》《ブランチウッドの鎧》を使うとよいだろう。クリーチャーを強化すれば、相手の防御も困難になるはずだ。

16《森》
〜 土地(16) 〜

2《梢の蜘蛛》
2《護民官の道探し》
2《ルートワラ》
1《暴走するヌー》
2《針刺ワーム》
1《木登りカヴー》
1《大喰らいのワーム》
1《超大なベイロス》
1《マローの魔術師モリモ》
1《カマキリ・エンジン》


〜 クリーチャー(14) 〜
2《自然との融和》
1《巨大化》
2《不屈の自然》
2《ブランチウッドの鎧》
1《踏み荒らし》
1《ハリケーン》
1《ワームの歯》
〜 その他(10) 〜

《マローの魔術師モリモ》 デカイ、トランプルの2大要素を持った伝説のクリーチャー。彼がいる限り、《森》はいくら引いても無駄にはならない。
《ハリケーン》 このデッキ唯一のクリーチャー除去にして、飛行対策にして、本体火力として使える呪文。大切に、そして大胆に使え!


《帰化》
アーティファクトとエンチャントにこれ1枚で対処できる、基本的かつ優秀な呪文。無駄になる可能性が低いカードだ。
《踏み荒らし》
非常に大ざっぱだが、相手を踏み潰していくには最適な呪文。クリーチャーを並べてからの《踏み荒らし》は暴力そのものである。

《ブランチウッドの鎧》
森の数だけ力を増す最強の鎧。鎧なのにパワーも高めてくれるので、どんな小さなクリーチャーも最終兵器になりうる可能性を持つ。
《極楽鳥》
緑の特徴の1つ、マナ加速クリーチャー。1ターン目に出すクリーチャーではもっとも優秀。多色デッキを支える1枚でもある。

《トロールの苦行者》
緑ならではの破格の3マナクリーチャー。対戦相手の呪文の対象にはならないが、自分の呪文の対象にできることは覚えておこう。
《ロウクス》
ブロックを無視してダメージを通す能力は圧巻。まさに緑ならではのクリーチャーだ。サイズも大きく、再生もかみ合っている。

《種子生まれの詩神》
相手のターンにもアンタップフェイズを作る神。攻撃と防御を同時に行なえるため隙のない展開を可能にする。まさに死角なし。

《クウィリーオンのドライアド》
緑以外の色の呪文を唱えるとガンガン成長するクリーチャー。多色デッキを組みやすい緑ならではのクリーチャーだ。

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